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I_dress_otherliner

イベントのアイドレス 別路線の敷設

要点

・切り替え機・列車・別線路

周辺環境

・線路

長距離輸送システム「みのり」

 

(イラスト:ながみゆきと)

解説

 それは、崩壊寸前のながみ藩国をどうにか立て直そうとした、その計画の残滓である。
 
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 T10以降、食料の価格が暴落したながみ藩国では、多くの国民は仕事をしても金がなく、耕作放棄が相次ぐ、と言う情況に陥っていた。
 これをどうにかするには、農業以外の仕事を国民に提供する――つまり公共事業を行うか、食料自体に付加価値を付けるかしか、なかった。
 
 それを両方同時に解決しようとしたのが、「レイルロードファーマー計画」である。
 
 概要はこうだ。
 ながみ藩国に元々存在していた長距離輸送システムを活用し、新鮮な野菜を・大量に・安価に冷蔵列車で輸送し、展示即売を行うことで、その他の藩国の食料が持つ付加価値に対抗する。
 路線は宇宙に延びた「なごみ」の先端部分から切り替え機で別線路に切り替え、宇宙から傘の骨のようにして各藩国に路線を延長する――レイルロード・アンブレラ構想。
 敷設するのは宇宙であるから土地代がいらず安く上がると言う寸法だ。
 別の路線を運行し、他国で野菜を販売するからには、働き手の雇用が必要となる。これによって雇用不足も解消できる。
 販売はNACを通して行い、こちらでも人材を募集すればよい。
 
 ……だが、結局この計画は頓挫する事になる。
 原因は、共和国環状線の実現である。
 そもそも、環状線を作ることが甚だ難しいが故に、このような構想を立ち上げたのである。環状線が完成したのなら、その輸送網を利用して食料を輸送すればよい。なにもそんな回りくどい構想を実現する必要がなくなったのだ。
 
 だが、第二の長距離輸送システムの開発は、既に進んでいた。
 よって、急遽接続先を変更した別路線が建造される事になる。
 基本的には「なごみ」の宇宙側の先端から路線が伸ばされており、軌道エレベータ状の塔で路線を切り替える。
 
(路線の接続先については、未定です。クオリティ・工部チェック後に接続先を申請します。)
 
■長距離輸送システムの車両改造
 

 
 従来の長距離輸送システム「なごみ」は、輸送力の点で若干の問題があった。なごみは100万tの輸送力しか持たなかったのである。
 登場兵器や人員こそ4000人機の輸送力を持っていたが、野菜の輸送を軸に据えて開発される新車両「みのり」には、これに倍する輸送力を与えようと言うのが、開発チームの構想だった。
 輸送力200万トン。可能であれば300万tに肉薄すべく努力をする。これをクリアすべく、貨車と客車に大幅な改造が加えられた。
 
 貨車は従来のものをスケールアップし、積載量がほぼ倍になるように設計されている。野菜を新鮮に運搬するのが目的であるから、当然、冷蔵車両である。これは人型戦車の人工筋肉を輸送するのにも良かった。外気を遮断するために複殻構造になっており、外部装甲は破棄された(要するに整備に失敗した)I=Dや人型戦車のものが再利用された。これによって、図らずも装甲列車になった上に、成形炸薬弾対策にもなっている。
 実に、命がけで野菜を守るための貨車である。
 1両あたり10万t、または150人機の兵器を搭載する。
 
 客車は兵員輸送のためのものであったが、これが大幅に見直され、一般客も利用する事を見越して、内装が改められた。指定席・自由席・グリーン車・喫煙者・女性専用車両が備え付けられ、戦時に貨物・兵員を輸送する以外に、平時ではNWの民の足となる事が期待された。当然、これによる収入と雇用の増大をねらったものである。
 一般車両であるこの車両には、最大300人の搭乗が可能である。
 
 機関車には、従来のなごみ同様、「これディーゼルじゃなくて蒸気機関じゃね?」という疑いの眼差しを向けられた煙突が付いているが、あくまで動力はディーゼルである。
 開発チームの「列車は煙突から蒸気はかないと嘘だ!」という偏った見解により、とりあえず様式美として形だけ設置されたものである。
 
 客車と貨物車両は当然連結の組み合わせを変えることも出来、全てを貨物車両にすることも、全てを客車にすることも出来た。
 最大で32両を連結することが出来るが、連結数を減らすことによって運搬速度を上げることができる。

(解説:ながみゆきと)

(イラスト:ながみゆきと)

評価

特殊

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