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I_dress_kiyoko

ACE

74式清子さん(ACE)

要点・周辺環境・次のアイドレス

  • 要点
    • ペンギンの絵のついた74式戦車
  • 周辺環境
    • 駐屯地

イラスト:六耳



設定:ハロルド・ロット

清子さん
正式名称:74式戦車改・近代化改装型
武装:105mm戦車砲・12.7mm重機関銃・7.62mm機関銃
特徴:左右に車体を傾斜させられないかわりに整備性を向上している。
   他の74式より主砲の仰角が広くなっている。

小太刀さん、加納さん、三輪さんとながみ藩王との酒盛りでの会話よりわかった、清子さんの性能。
某日、ながみ藩国花見会場にて。

清子さん、それは第1世界での一般的な定義における戦車と呼ばれるものの一種である。
アイドレス世界ではI=Dが主力であるため、普通見かけないものである。
清子さんは小太刀さんたちがながみ藩国に訪れた際に同時に現れ、ながみ藩王を一瞬でとりこにした。
余談だが、ながみ藩王は以前からこの手の戦車が大好きであり、出会ったときは頬擦りしていた。

清子さんは歩兵の訓練場として森を開拓して作った駐屯地に駐在することになった。
当初この駐屯地は近くに沼沢や河がいくつかあるため、雨で土がぐちゃぐちゃになったり、
大水で装備が水浸しになって訓練どころじゃないといった事態になることもしばしばであった。
しかも、動物たちが豊かに生育しすぎていたため、
周辺地域の動物たちと訓練生達との間で争いがおこっていたことも追記しておこう。
動物と話せると豪語した祈祷師に頼んで交渉しようともしたが失敗。
襲われてその祈祷師は全治3週間である。
しかし、藩王と歩兵科の学生たちによる努力と最近の技術の進歩により駐屯地付近の土壌は改善され、
機体や武器の整備用のケイジは床上50cmで大水が来ても安心設計になっている。
動物たちに関しては、リベンジに燃える祈祷師が他国からハンターを集めて山狩りならぬ森狩りをしようとしたが、
直前になって計画が露呈、自主的に動物たちを守ろうとする訓練生たちに同調した動物たちによる共同戦線が張られ、
ハンターたちを撃退した。
その事件以来訓練生と動物たちの間には信頼関係ができ、
室内戦の訓練に使おうとしていた遺跡の大半を動物たちの巣として明け渡すことで決着がついた。
問題の祈祷師は摂政により厳重処分が必要と判断され、国外追放された。
その後動物たちとの間には小規模なイタズラは起こるもののおおむね良好な関係が続いている。

駐屯地が造られた当初こそ「なんでこんな場所に造ったんだ!」という苦情もあったが、今となってはそんな苦情は一切聞かれなくなった。

何故か?

動物達との友情とかそういうのも多々あるが、主たる理由はもっと別で簡単なものである。

それは、訓練終わりには河で行水ができるからである。
年がら年中暑いこの国で訓練をすると出身者でも熱射病と日射病を併発する者が出てくる。
しかも、猫の特性か後先を考えず全身全霊をこめて訓練する者が少なからずいるので暑くて倒れる者は増えた。
だが水場が近くにあるので処置は、よっぽどひどい場合以外は河に投げ込む。
これであとは自然に回復するのである。
しんどい訓練が終わり、その後の娯楽に涼しくて楽しい行水は訓練生に大変喜ばれた。

女子にとっては女子だけの専用エリアで仲間との楽しい語らいや、遊びの時間であり、英気を養うのにちょうど良かった。
男子にとっては水泳で仲間と競ったり、女子のエリアに遊び(のぞき)に行って英気を養っていた。(無論犯罪行為です。)

どうでもいい話だが、男子ののぞきに業を煮やした女子の過激派が男子のエリアを砲撃して、十数人が殺されかかった事件が先日発生した。
男子のぞき集団、通称「JMM」(女子の水着を見たい)によるビデオ声明では報復のぞきを近日中に多人数で行うとのことである。
本当にどうでもいい。
また、清子さんに乗ってきた加納さんにJMM幹部がのぞきの素養を見出したたとか、仲間に誘うらしいとか。
まことしやかなうわさが流れている。全くもってどうでもいい。てか誰だ? こんなうわさ流したの。

話が脱線したが、清子さんは駐屯地にいる。
そのことで駐屯地は大変だった。何がどう大変かと言うと。
どうやって整備したらいいのかさっぱりだったのである。
アイドレス世界の兵器とは全然系統の違う兵器なのでみんな大いに戸惑った。
そもそもながみ藩国には整備士がいないのでパイロットや戦車兵が整備を必然的にすることになっていた。
なので誰が何やっても、本職じゃないからさっぱりだにゃーって感じだったのである。
小太刀さんに聞いてみるのはどうだろう、と意見が出たがそのころ花見会場で酒盛りをしていたので無理だろう、という結論にいたってしまった。

しかたがないのでとりあえずいじってみることにした。
砲塔を回してみた。案外攻撃範囲が広いことがわかった。
武装自体は我々が使っているものとたいした差はないようだ。
ペンギンの絵を見てみる。子供っぽい絵だが、それがまたかわいい。
みんなだんだんと清子さんに愛嬌を感じるようになっていった。
そうしているうちにふと気づく。なんだか汚れている。
ジャングルからここまで来たのだ。当然である。
それにここに来る以前も激戦をくぐりぬけてきているだろう。
その激戦の疲れのようなものであろう。

これではいかん! と、みんなで清子さんをきれいにしようと満場一致で決まった。
作業はペンギンの絵をうっかり落としてしまわないように慎重の上に慎重を重ねて行われた。
清子さんきれいにしましょうね、などと口ずさむ訓練生やパイロットもいて、
さながらアニメ版GPOの野口がたくさんいるかのような状況だった。
みんなで丁寧に車体を磨いて、車内も清掃した。
このとき車内から色々なものが出てきたが、小太刀さんたちの私物なので保管しておいた。
そうしてきれいにした結果、兵器として使うのが惜しいぐらいにきれいになった。

だが、ここで後に語り継がれる「清子さん騒乱」の幕があがろうとしていた・・・
戦車兵の訓練生たちが清子さんに乗ってみたいと言い出したのがそもそものはじまりだった。
しかし、他の歩兵やパイロットの訓練生たちが「せっかくきれいにしたんだからよごすようなことしないでくれ。」と反論した。
「どっちみち兵器なんだからいずれ必然的によごれちゃうだろう。」と戦車兵。
「だからって今日よごさなくてもいいだろう!」と歩兵。
「そうだそうだ! だいたいお前らなあ、操縦が雑だからアメショーの整備大変なんだぞ!」とパイロット。
「ちゃんと手伝ってるじゃねえか!」と戦車兵。
このように、だんだんと話がずれていき、最終的にただの悪口の言い合いになっていった。
「あー! もうてめえら表出ろ!!」
「そのケンカ買ったわ!」
そうして、戦車兵VS歩兵&パイロットの様相を呈し、壮絶な戦闘が繰り広げられた。
さすがに実弾は使わないが、銃撃戦は大変レベルの高い戦闘になり、この戦闘で編み出された戦法もあったとか。
そうやってるうちに空は明るくなっていき、太陽の光があたりを照らし始めると、訓練生たちは夢とも幻ともとれる光景を目にしたという。
戦場にペンギン柄の不思議な和服を着た女性が現れたそうだ。
その一瞬で男子も女子もみんな魅せられていたとのことである。
その女性がにっこり微笑むと、憑き物がおちたような気分になり、どっと出た疲れでみんなばたばたと倒れていった。
みんなが目を覚ますと、そこに女性の姿などどこにもなく、捜索が行われたが見つからなかった。
みんなは口々にこう言った。
「あれは清子さんだ。」と。
ツクモガミというものであろうか、それとも訓練生たちの見た夢幻なのであろうか、誰にもわからない。
ただ、戦車の74式清子さんだけがそこにある。
なお、訓練生たちはみんな変わらず仲良しである。
「清子さん騒乱」で遺恨は残らなかった。これも清子さんの力なのかもしれない。
小太刀さんたちが二日酔いで寝込んでると聞いたので、もう2日、3日はこのままきれいであろう。

評価・特殊・次のアイドレス

  • 評価
    • 全能力15
  • 特殊
    • 74式清子さんは戦車として見なし,中距離戦、遠距離戦ができる。
  • 次のアイドレス
    • アララ・クラン(ACE)、清子さん2(ACE)