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E98アララ偵察行動


アララ偵察行動

作戦

【地形】
≪市街地≫
・道路が整備されており、速やかに部隊展開が出来る
・街路や建物を背景として敵の姿を確認しやすい。
・隠蔽や防御に使える建築物がたくさんある。
・放置されている車両に身を隠せる。
・建物の中や、屋根の上で身を隠せる。
・移動するときは常に建物の壁を背にして敵から見えにくい位置を取る。
・建物の中に敵が潜んでいることを警戒し、身をかがめながらすばやく通過する。
・建物が壊れているので、瓦礫の山に身を隠せる。
・見慣れている風景なので異質な存在である根源種族は見つけやすい
・市街地詳細地図の存在による敵の侵攻経路・展開等の予測
・大規模な軍隊(根源種族)は市街地では侵攻展開速度が比較的鈍る
・市外には下水など地下の通路が発達しており、歩兵には移動、伏撃、包囲、離脱など様々な局面で有利である。
・入り組んだ路地は大型の平気には邪魔でしかない為、歩兵には攻防共に有利である。
・屋内や狭い道では素早く接近でき、また距離を離されにくい

≪市街地・歩兵系≫
・下水道や建造物内部を使って敵の側面へと移動できる
・市外には下水や路地など隠蔽された通路が発達しており、歩兵には移動、伏撃、包囲、離脱など様々な局面で有利である。
・入り組んだ路地は大型の兵器には邪魔でしかない為、歩兵には攻防共に有利である。

≪山林≫
・周囲の森や林、くぼ地に身を隠す
・土や枝、葉っぱをかぶせて偽装する。
・枝葉などを使って偽装するときはなるべく自然な模様になるようにする。
・偽装に使う植物はその土地の気候にあったものを選び、定期的に交換する。
・森林の模様をした迷彩服を着る。
・偽装用ネットを使う。
・皮膚に擬装用のペイントを施したり、どろやすすをつかって迷彩を施す。
・木々を遮蔽として身を隠す事が出来る
・密度の高い森林地の場合、大型機はつっかえるため行動の邪魔が出来る
・歩兵ならば小さいので、活動に支障がない
・木に登る事で上から偵察できる
・下生えや木の根、木の洞などに身を隠す
・機動力はあまりないが歩兵であれば、この地形でも踏破可能。
・足跡から部隊の人数を悟られないようにするため、泥や湿地などでは、後ろの者が前の者の足跡の上を歩く。

≪畑≫
・通常の滑らかな丘陵地帯と違い、遮蔽として利用できる。
・足場の悪くなることを嫌い、あぜ道を通ってくる敵は目立つ
・足場の悪さに敵は気を取られる。また、動きが鈍くなる
・作物が育っている状態では茂みとなるため隠れることができる

【体術】
≪全般≫
・退路を複数確保、また隠蔽潜伏後は極力身動きしない。また視界を重複させ見落としを極力なくすこと。
・目標を確認し次第、随時後方隊へ連絡。敵目標の種類にしたがって交戦か撤退かを知らせる。
・味方部隊と情報を常にリンクさせ、現在地点と偵察ポイントを分析し、探索範囲の絞込みを行なう。
・敵発見の場合、瞑想通信等速やかに本部へ連絡したのち、継続して監視を行い戦闘部隊の準備が整うのを待ってから敵の誘導を開始する。
・逆に敵に発見された場合、即座に本部へ連絡し、誘導と足止めを行ないつつ後退し、戦闘部隊のいる場所まで敵を誘導する。
・敵がいない場合、引き続き監視を行い、本隊到着まで待機する。
・遮蔽から遮蔽へと縫うように移動。
・偵察視界は広域警戒
・おおまかな位置を予知夢などで把握する
・展開箇所も既に敵勢力下となっている為、周辺の敵には極力警戒。偵察に必要な以外の挙動は一切取らない。
・得られた情報は森国人の瞑想通信等で、各部隊が共有。
・目立たないように匍匐移動やカモフラージュで身を隠して、詳細な位置を確認する。
・移動は匍匐と忍び足。枯れ木に注意
・地形地理を最大限生かして、身を隠しながら移動する。
・敵にこちらの存在を発見されないよう、なるべく森や林に身を隠して偵察する。
・偵察する際は、「いつ、どこで、どの程度の規模の部隊が、なにを装備し、なにをしていたか」を確実に把握し、仲間に伝える。
・地形は、可能なら、作戦前にあらかじめ調べておき、変化がある場合のみ報告することで、連絡にかかる時間を短縮する。
・斥候中は、遭遇戦が発生したり、敵に待ち伏せされたりすることがあるので注意する。
・敵の攻撃が脅威でない場合は、威力偵察も視野に入れる。
・威力偵察を行う際は、本格的な戦闘に発展してもいいように準備しておく。
・威力偵察の目的はあくまで偵察であり、戦闘よりも部隊の帰還を優先することを認識しておく。

≪情報収集≫
・敵の規模を数字や種類など具体的に調べて本隊に伝える。
・敵の行動、位置、見つけた時間、装備などを具体的かつ詳細に調べる。
・五感を使い、特に視覚と聴覚を駆使して探索を行う。
・偵察地域全体を広く見渡した後、目だったものや気になるものを探す。
・先入観を排除し、五感で感じたものをすべて拾い上げるよう意識する。
・足音や声、移動の際の騒音など不自然な音も聞き逃さないようにする。
・必要に応じて地形スケッチしたり、カメラの映像を送る。
・足跡や目印などの不自然な痕跡がないかを調べる。
・反射光やものの影、色、敵部隊の移動の様子を的確に捉える。
・視界を重複させ見落としを極力なくすこと。

≪通信≫
・通信は極力短時間で必要なときのみ行う。
・本部と情報をリンクさせ、現在地点と偵察ポイントを分析し、探索範囲の絞込みを行なう。
・敵発見の場合、速やかに本部へ連絡したのち、継続して監視を行う。
・目標を確認し次第、随時仲間部隊へ連絡。敵目標の種類にしたがって交戦か撤退かを確認。
・偵察は出来る限り高所から、身をひそめて偵察のみに専念し、敵の行動を攻撃班、狙撃班に伝える。
・偵察ポイントは、其々の死角をカバーするように配置すること。

≪移動≫
・急に移動したり、姿を現さない。
・建物や森、谷、くぼ地や土手など遮蔽物のあるルートをとおり、目立たないように移動する。
・低い遮蔽物の背後で移動するときは匍匐前進で進む。
・遮蔽物から遮蔽物の間はダッシュで一気に移動する。
・物音を立てずに移動したいときは静粛歩行で移動する。
・敵に発見された場合に備えて退路を確保しておく。
・いきと帰りでルートを変更し敵の追跡をかわす。
・退路を複数確保する

≪隠密行動≫
・敵に見つからないよう体の線を背景に溶け込ませて目立たないようにする。
・物陰に潜み、影から体が出ないようにする。
・目立つ色は排除し、周囲の色に自然に溶け込むようにする。
・物音をださないように無線は簡略な通信にとどめ、部隊内では手信号などで連絡をとりあう。
・空き地や斜面、足場の悪い場所は避ける。
・ゴミを出したり、足跡を極力残さないようにする。
・隠蔽潜伏後は極力身動きしない。
・敵にこちらの存在を発見されないよう、なるべく森や林などの障害物に身を隠して偵察する。
・迷彩や林、地形を使用して姿を隠蔽する。
・目立たないように匍匐移動やカモフラージュネットで身を隠して、対象の詳細な位置を確認する。

物語絵巻

「偵察だ。偵察をしよう」
総指揮官はそう呟いた。情報を制するものが戦争を制す。至極当然のことであり、敵の布陣やその他情報を得る偵察結果が戦況を左右するのはこれまた至極当然のことである。だからこそ、偵察は戦争において失敗できない重要なファクターなのである。
「さて、誰に頼もうか」
と、総指揮官は呟くが、もう既に彼の中では誰に頼むかは決まっていた。ながみ藩国が招いたビアナオーマ、赤にして薄紅、ふみこのライバル、アララ=クラン、その人である。軒並み高い評価値、さらには空を飛べるという特殊能力が偵察という行動の成功を磐石なものとしてくれる。そう、彼は思ったからである。別に空を優雅に飛ぶアララが見たいとかおねーさんのひらひらまうふくがみたいとかそのしたがみたい(以下、中略)とか、決してそういうわけではない。冗談でもそんなこと本人の前では言えない。光になること請け合いである。総指揮官はしっかりと合理的な理由から彼女に偵察を頼むのである。きっと。
というわけで、様々な思惑を露知らず、赤にして薄紅がツインテールをなびかせ空を舞う。その姿はまさに戦乙女、まるで一枚の絵画を思わせるような美しさであった。他国の兵達も一時、自分達の作業の手を止め、その姿に見入ってしまう。その体たらくを叱責するはずの指揮官もそうなのだから困ったものである。
サイズ片手に高速で飛行を続けるアララ。眼下には戦場が広がり、彼女はその隅から隅まで目を通す。彼女とて偵察の重要性は理解していることであろうが、やはり偵察のような地味な活動というものは自分にあわない、と、思っているかもしれない。であるが、そんな地味な活動でもアララは全力でやってくれるだろうことは誰もが理解している。戦局を左右するのはファクターは総じて地味な活動が積み重なったその結果なのであるから。

戦乙女は豪華絢爛に空という舞台を縦横無尽に舞う。まだ見ぬ敵を探し出し、味方の勝利に華を添えるため。

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